随分前に「これ読んでみて」と、「永遠の0(ゼロ)」という小説を某不動産
会社の社長に貸していただきました。
内容はというと太平洋戦争の生々しい現実をリアルに小説として再現し当
時の少年が戦闘機に乗り込み敵と対峙した時の気持ちや、その時代を取
り巻く親・兄弟の環境等・・・現在とは比較にならない程の残酷な内容で本
を読みながら私の祖父や祖母の戦争体験談を思い出したり当時、苦労に
苦労を重ねて命を繋げてくれた祖先に想いを馳せながら熱い気持ちにな
りながら小説を読み終えて不動産会社の社長に返却をと思い事務所を訪
ねるとアメリカのボストンでテロが起こっていて悲惨な映像が流れていまし
た。
たまたま小説を読み終えた直後ということもあり過去の過ちを繰り返してし
まう人間の愚かさを感じずにはいられませんでした。
やはり、色んな意味で永遠の0ですね